生長の様子 ■ 2015年秋(記念植樹1周年)のレポート [2015年12月11日更新] ■ 母校に寄附した『まなびや基金』の活用報告 [2015年12月11日更新] ■ 2015年春(植樹の翌春)のレポート [2015年7月21日更新] ■『桜蔭会報2015年夏号』での報告 [2015年8月3日更新]
「ユーザー名」は、我々の卒業年次の略称 (半角アルファベット1文字+半角数字2桁)、
「パスワード」は、我々の高校入学年度を西暦 (半角数字4桁) で♪
「ユーザー名」と「パスワード」は、上記の写真と動画ページと同じです。
[2014年12月17日追記]
みんなからの参加金の残金の 「まなびや基金」への寄附について、 神奈川県知事から みんなへ感謝状をいただきました。
[2015年2月27日追記]
当記念植樹プロジェクトで 母校へ植栽した樹木について、 神奈川県知事から みんなへ感謝状をいただきました。
■ 当記念植樹プロジェクトの記念品発送完了報告 [2015年2月27日追記]
植樹当日の一日の様子
(プライバシー配慮のため、写っている方の顔にボカシを入れてあります。) 願い叶って、当日の天気予報は「晴のち曇 / 最高気温19℃」、 おだやかでここちよい植樹日和となりそうです♪ 数日前〜前日にかけて、苗木や堆肥等の資材を学校へ搬入。 植樹スタッフが、下穴掘りや支柱設置など、事前準備作業を行いました。 2014年11月23日(大安)、秋晴れの青空の下、「K36 卒業30周年記念植樹」が始まりました! 開会式典では、山形県庄内から生中継で、山伏姿の同窓生による「記念植樹育成祈念の法螺貝奏上」、心に染み入る音色が響き渡りました♪ まずは、サイコーの笑顔で記念撮影、ぱちりっ! 1本目は、B棟前の旧体育館側の植え込みに、ハナモモ『照手姫』の植樹を行いました。 植樹実務担当リーダーが、苗木を購入する時の留意点など説明の後、定植の手順を実演しながら植えました。 2本目は、B棟に向かって左隣の植え込みに、株立ちのアオダモの植樹を行いました。 みんなが順番にスコップを持ち、交互に土をかけましたが、その後、クラス、部活、中学校…と、懐かしい顔ぶれでの大撮影大会となり、楽しく盛り上がりました! 3本目は、ハナモモの左横に、サルスベリ『ディアルージュ』の植樹を行いました。 今回、植え込みの景観を損なっていた枯木の世代交代として、新たな品種を植えることに。 思い出話に花咲かせたところで、続く記念撮影、 昼食は思い思いの場所で、楽しい団らんのひと時を過ごしました。 午後からは、植樹地Cへシャクナゲを植えるグループ、樹木プレートの文字を描くグループに分かれて、みんなでワイワイと、なごやかな時が流れました。 植樹地Cへシャクナゲを植えるグループは、D棟のフェンスのラインに合わせて、シャクナゲ『太陽』を4本植えました。 その後、ホースで水を引いて水極めという作業を施し、7本の定植は無事終了しました。 プレートは、筆を回し描きしながら、一文字一文字にみんなの想いを込めました。 戸外で暴れないよう、檜柾目板の緻密な木目を選りすぐって制作しましたが、細い筋は年輪、数えると樹齢70年以上…この木のように、ゆっくりと、しっかりと、年輪を刻んでゆきたいですね♪ そして、あっと言う間に閉会式典、ハンドマイクを回しながら参加者からの一言、最後は、前回の大同窓会の幹事にビシッと〆ていただきました。 3回目の記念撮影、輝くみんなの笑顔! 母校に集合してくれた皆さん、遠方より見守ってくれた皆さん、仕事を終えて駆けつけてくれた皆さん…みんなの心を持ち寄って、みんなの力を出し合って、みんなの木を植える、とっても素敵な記念日となりました♪ その後は、お待ちかねの「夜の宴交流会」へGo! 昼の部には60名以上、夜の部には56名の同窓生が集まり、明日への元気をチャージする、心に残る1日を刻みました。 (より詳しい写真は、「当日の写真と動画」(同窓生専用ページ)にて掲載しています。) 植樹を行った木 ■ハナモモ『照手姫』: 花色は薄い桃色で、花は八重の大輪です。 花付きはすこぶる良好で3月下旬から4月上旬の開花期には、こぼれんばかりの花が咲き乱れます。 樹形が特徴的で枝が横に広がらず縦方向に直上するため、ちょうど竹箒をひっくり返した様な形になります。 ほうき樹形と呼ばれています。 樹高は最大で4m程度になりますがその際も横幅は2m程度に収まります。 狭い都市空間においても植栽場所を見つけやすい品種です。 同シリーズには花色が濃い紅色の『照手紅』、桃色の『照手桃』そして白色の『照手白』があります。 並べて良し、シンボルツリーにして良し、鉢植えも可の人気品種です。 品種名の照手姫は神奈川県を舞台にした人形浄瑠璃や歌舞伎の題材照手姫伝説の中で絶世の美女と評される「照手姫」にちなんで命名されました。 「照手姫」は相模原市横山に照手姫神社が、藤沢市遊行寺に照手姫の墓があり、大和市の桜ヶ丘の桜は物語の中で待ち合わせに使われた桜があった場所と言われています。 [文:相原] 【その後の「生長の様子」はこちら】 ■サルスベリ『ディアルージュ』: 花色は濃い赤で従来のサルスベリの赤花とは一線を画する程の鮮やかな赤色です。 7月中旬から9月頃まで次々と開花します。 樹形はドワーフタイプといって樹高が高くなりません。 今回、学校に定植した樹は樹高2m程度ですが圃場に定植して10年程度養成されたもので、剪定を交えて管理すればほぼこの大きさに納まります。 昨今の住宅は駐車場スペースをしっかりとることから植栽空間が狭く、近隣とのかねあいからも落葉花木は敬遠去れがちです。 しかし、このサルスベリ『ディアルージュ』であれば十分に植栽可能であり、剪定管理も小さな脚立ひとつで事足りますから、これからの普及が期待される品種です。 また、サルスベリはうどんこ病にかかりやすく、時には蕾にまでうどんこ病が広がり開花しないことすらあります。 『ディアルージュ』は20年程度前から植栽が増えたうどんこ病抵抗性サルスベリの血を引き継いだ品種でうどんこ病にかかりにくい性質を有します。 この『ディアルージュ』にも普通樹形で紫色の花をつける『ディアパープル』、枝垂れ樹形で赤色の花をつける『ディアウィーピング』といった「ディアシリーズ」の仲間があります。 [文:相原] 【その後の「生長の様子」はこちら】 ■シャクナゲ『太陽』: 花色は赤で、やや小振りの花が多数集まって鞠状の花房を作ります。 4月中旬から5月上旬にかけて開花し、「太陽」の名に相応しいとても鮮やかな花で多くの人を魅了してきました。 通常、シャクナゲは日陰を好み、夏の直射を浴びる様な場所では育てることができないとされますが、この『太陽』は耐暑性を有し、そうした場所でも良好な生育を見せてくれます。 横浜市内で植木生産を営む平野氏の手で育成され、シャクナゲの本場英国においても高い評価を受けているワールドワイドな品種です。 [文:相原] 【その後の「生長の様子」はこちら】 ■アオダモ: 日本の山に自生する在来種で、天然木は樹齢100〜200年ほどに育つ樹木です。 落葉広葉樹の中では生長が遅く、葉の茂り方が清楚で、すっとした樹形と数年に一度咲く可憐な白い小花は、シンボルツリーとして人気があります。 アオダモの名は、雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸すと青い蛍光色となり青い染料として利用されたことに由来します。 トネリコ属の仲間は、粘り強さとしなりが特長で、木材としても有効活用され、昔から稲を干す稲架木(はさぎ)として、また、一本立ちで通直に育ったアオダモはプロ野球選手のバットとして、イチロー選手の名と共に世界に知られた日本特有の木です。 バットを削り出すにはおよそ90年、北海道日高地方の厳寒の地でゆっくりと年輪を刻んだ木は、特に優良材とされています。 野球ボールを遠くへ飛ばす大きな力も、風に乗って拡散する羽根状の小さな種子から。 今回は庭木として、株立ち(根元から複数の幹が立ち上がっている状態)の苗木を選びました。 新緑から紅葉まで、軽やかで涼しげな自然の趣を楽しませてくれることでしょう♪ [文:香田] 【その後の「生長の様子」はこちら】 |
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